はごろもが大幅反発、家庭用パスタや包装米飯など好調で20年3月期業績は計画上振れ
はごろもフーズ<2831>が大幅反発している。前週末8日の取引終了後、集計中の20年3月期連結業績について、売上高が804億円から828億5200万円(前の期比3.7%増)へ、営業利益が19億円から30億6700万円(同96.7%増)へ、純利益が15億円から23億1600万円(同2.3倍)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。
健康ニーズに適合した「オイル不使用シーチキン」が好調に推移したことに加えて、新型コロナウイルスの感染防止対策として実施された外出自粛や小中・高校の休校の要請などにより、家庭用のパスタや包装米飯、缶詰の需要が増加したことが要因。また、原材料のきはだまぐろやかつおを年間を通じて安定した価格で調達できたことも寄与した。