★本日の【イチオシ決算】 JTOWER、JCRファ、加賀電子 (5月12日)

注目
2020年5月12日 20時12分

※決算発表の集中期間(4月24日~5月15日)は、『決算特報』を毎日3本配信します。

1.★本日の【サプライズ決算】 速報  <16時>に配信

2.★本日の【サプライズ決算】 続報  <18時>に配信

3.★本日の【イチオシ決算】      <21時>に配信

――――――――――――――――――――――――――――

【株探プレミアム】会員向けには、より早い“超速報”を毎日2本配信します。

1.★本日の【サプライズ決算】 超速報    <15時10分>に配信

2.★本日の【サプライズ決算】 超速報・続報 <15時40分>に配信

ご注目ください。なお、配信時間は多少前後します。

1)本日(5月12日)引け後に発表された決算・業績修正

●イチオシ決算

【JTOWER <4485> [東証M]】 ★今期経常は21倍増で2期連続最高益更新へ

◆20年3月期の連結経常損益は500万円の黒字(前の期は1億6600万円の赤字)に浮上し、従来予想の1億3800万円の赤字予想から一転して黒字で着地。続く21年3月期の同利益は前期比21倍の1億0700万円に急拡大し、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。前期業績の上振れは国内IBS事業の好調やタワー事業で先行投資費用を抑制したことが要因。今期は5G導入の本格化などを背景に国内で設備投資効率化ニーズが高まるなか、通信インフラシェアリングの需要を取り込むほか、海外でも新興国を中心に導入を伸ばし、32.2%の大幅増収を見込む。

● サプライズな決算発表・業績修正

メディアス <3154>   ★7-3月期(3Q累計)経常は55%増益・通期計画を超過

◆20年6月期第3四半期累計(19年7月-20年3月)の連結経常利益は前年同期比55.4%増の19.6億円に拡大して着地。新型コロナウイルスの感染拡大による影響があったものの、全体としては手術症例数が増えたことで手術室関連の消耗品販売が伸びた。また、消費税増税前の駆け込み需要で内視鏡システムや画像診断装置などの高額備品の販売も増勢だった。

通期計画の14.6億円をすでに34.7%も上回っており、業績上振れが期待される。

Ciメディカ <3540> [JQ]  ★1-3月期(1Q)経常は47%増益で着地

◆20年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比47.2%増の7.8億円に拡大して着地。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、マスクや手指消毒剤などの感染対策商品の販売が急増し、22.2%の大幅増収を達成したことが寄与。

JCRファーマ <4552>   ★今期経常は82%増で2期ぶり最高益・4円増配へ

◆20年3月期の連結経常利益は前の期比35.0%減の32.9億円に落ち込んだものの、続く21年3月期は前期比82.2%増の60億円に急拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期は主力の成長ホルモン製剤「グロウジェクト」や腎性貧血治療薬の販売増加が継続し、9.8%の増収を見込む。

併せて、前期の年間配当を30円→32円(前の期は30円)に増額し、今期も前期比4円増の36円に増配する方針とした。なお、新型コロナウイルス感染拡大による生産活動への影響は現時点では受けていないとしている。

ニッパンR <4669> [JQ]  ★1-3月期(1Q)経常は2.9倍増益で着地

◆20年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比2.9倍の1.2億円に急拡大して着地。老朽化インフラの維持補修工事や高速道路メンテナンス関連への営業体制を強化するなか、土木関連機械の稼働率が上昇したうえ、維持保有関連機械のレンタルが伸長したことが収益を押し上げた。

アース製薬 <4985>   ★1-3月期(1Q)経常は3.3倍増益で着地

◆20年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比3.3倍の51.4億円に急拡大して着地。記録的暖冬を背景に虫ケア用品の初動が好調だったほか、新製品の投入なども寄与し、増収を確保した。売上構成の良化による原価率の改善に加え、マーケティング費用の抑制で販管費が減少したことも利益拡大につながった。

アトラ <6029>   ★今期最終を61%上方修正

◆20年12月期の連結最終損益を従来予想の1億3100万円の黒字→2億1100万円の黒字(前期は1億4600万円の赤字)に61.1%上方修正した。今期業績の上方修正は4月に続き、2回目。4月に売却した投資有価証券の対価として新たに取得した株式の評価を精査した結果、追加で投資有価証券売却益8000万円を計上することになったことが上振れの要因。

加賀電子 <8154>   ★前期の経常最高益予想を11%上乗せ、配当も10円増額

◆20年3月期の連結経常利益を従来予想の90億円→100億円に11.1%上方修正。増益率が14.5%増→27.2%増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。前期業績の上方修正は2月に続き、2回目。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、海外EMS生産拠点の操業を一時休止したものの、部品調達不足を懸念した顧客からの前倒し受注があったほか、外出自粛を背景に経費支出を抑制したことが奏功し、利益は上振れ着地した。

業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の60円→70円(前の期は80円)に増額修正した。

コーア商HD <9273> [東証2]  ★今期経常を4期ぶり最高益に50%上方修正、配当も6円増額

◆20年6月期第3四半期累計(19年7月-20年3月)の連結経常利益は前年同期比2.5倍の15.3億円に急拡大して着地。主力の原薬販売事業で利益率の高い商品の売上構成比率が上昇したうえ、医薬品製造販売事業では一部製品の受託製造が伸びた。

併せて、通期の同利益を従来予想の13.1億円→19.7億円に50.4%上方修正。増益率が2.7%増→54.4%増に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の24円→30円(前期は24円)に増額修正した。

2)5月13日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算

■取引時間中の発表

◆本決算:

<1719> 安藤ハザマ

<1801> 大成建

<3941> レンゴー

<4061> デンカ

<4188> 三菱ケミHD    ★

<4506> 大日本住友

<4523> エーザイ      ★

<6013> タクマ

<6460> セガサミー

<8078> 阪和興

など49社

◆第1四半期決算:

<6099> エラン

など3社

■引け後発表

◆本決算:

<1721> コムシスHD

<1821> 三井住友建設

<2412> ベネ・ワン

<3088> マツキヨHD

<4208> 宇部興

<4344> ソースネクス

<4502> 武田        ★

<4516> 日本新薬

<4544> みらかHD

<4571> ナノキャリア [東M]

<4676> フジHD

<4819> Dガレージ

<4849> エンジャパン

<6541> グレイス

<6703> OKI

<6758> ソニー       ★

<6810> マクセルHD

<6849> 日本光電

<6875> メガチップス

<7167> めぶきFG

<8303> 新生銀

<8354> ふくおかFG

<9076> セイノーHD

<9517> イーレックス

<9684> スクエニHD

など173社

◆第1四半期決算:

<2579> コカBJH

<3659> ネクソン

<3902> MDV

<4189> KHネオケム

<4251> 恵和 [東2]

<4565> そーせい [東M]   ★

<4755> 楽天        ★

<6361> 荏原

など48社

◆第2四半期決算:

<4475> HENNGE [東M]

<6095> メドピア [東M]

<6965> ホトニクス

<7069> サイバーバズ [東M]

<7148> FPG

など25社

◆第3四半期決算:

<3978> マクロミル

など15社

合計313社

※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.