<注目銘柄>=DTS、増益基調織り込む動き継続へ

材料
2020年5月13日 10時02分

DTS<9682>は3月16日安値1568円を底に反発基調をたどっているが、年初来高値2649円からの下落に対する戻り余地は大きい。

4月30日に発表した20年3月期連結決算は、営業利益が106億7400万円(前の期比9.0%増)だった。政府系金融機関向け基幹システム更改や証券会社向けイントラネット更改案件、住宅関連の開発案件などが順調に推移した。また、子会社の決算期変更による上乗せや、不採算案件の減少も寄与した。

続く21年3月期は、CAMBRIC(クラウドコンピューティング、AI、モビリティ、ビッグデータ、ロボティクス、IoT、サイバーセキュリティー)などの新技術を活用したデジタルビジネスやイノベーションの進展、更にレガシーシステムからの転換などに向けた投資の流れは継続すると予想。新型コロナウイルスの影響はあるものの、営業利益107億円(前期比0.2%増)と前期並みの利益確保を見込む。業績堅調を織り込む動きはまだ継続しそうだ。(仁) 

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.