日本コンピュータ・ダイナミクス---20年3月期は増収、システム開発事業が順調に推移

材料
2020年5月25日 17時17分

日本コンピュータ・ダイナミクス<4783>は22日、2020年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比8.1%増の183.90億円、営業利益が同10.4%減の9.36億円、経常利益が同12.5%減の9.53億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.4%増の6.48億円となった。

システム開発事業の売上高は前期比11.7%増の70.73億円、営業利益は同10.0%増の7.99億円となった。生損保案件を中心とした受注獲得が引き続き順調に推移した。利益面においては、人的投資や業務プロセス改善の効果が現れた。

サポート&サービス事業の売上高は前期比0.9%減の45.68億円、営業利益は同40.2%減の2.24億円となった。第1四半期にコスト増により発生した低採算案件の採算回復時期が想定より遅れた。

パーキングシステム事業の売上高は前期比11.0%増の66.93億円、営業利益は同6.9%増の9.44億円となった。駐輪場の新規案件や機器入替案件の受注が順調に推移した。また、駐輪場利用料収入においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により通勤・通学客の鉄道利用の減少に伴う駐輪場の利用頻度の減少が3月以降から顕在化してきたが、当連結会計年度に限ればその影響は軽微にとどまった。

2021年3月通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.2%減の178.00億円、営業利益が同78.6%減の2.00億円、経常利益が同75.9%減の2.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同76.9%減の1.50億円としている。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.