毎月1万円貯めるために、あなたなら何をする?

市況
2020年5月26日 14時42分

みなさんこんにちは、フィスコマーケットレポーターの高井ひろえです。新型コロナウイルスの影響で外出自粛期間が続き、ライフスタイル、中でもお金の使い方が大きく変わったという方は多いのではないでしょうか。私の周りには、「元々頻繁にしていた外食にお金を使わなくなった。使う月額は減ったのに幸福度が変わっていない」という友人もいました。つまり、友人が幸福感を感じるにあたって、外食を頻繁にすることの優先順位は低いものだったということですね。

■毎月1万円ためるためにすること

では、お金の使い方を変えて、「より多くのお金を手元に残したい」と思った場合、どういった行動に移る人が多いのでしょうか?今回は、「毎月1万円貯めるために、あなたなら何をする?」(※)というアンケートについて取り上げます。一番多かったのは「毎日100円・500円貯金など、コツコツ貯める」で33%、次に多かったのが「コンビニなどでの『ついで買い』をやめる」で19%でした。そして、「お弁当を作るなど、外食費を節約する」が15%と続き、その他の方法としては「衣類、化粧品代などを節約する」、「不用品・使わない品を売却する」などが挙げられていました。回答者は、コンビニでの『ついで買い』や外食費、衣類など、自身にとって「優先順位が低い」と判断したものから削ろうとしているのですね。

■お金を使うにあたっての優先順位を決めよう

この「優先順位」は、人によって大きく違ってくるものです。先ほど「優先順位が低い」とされていた「外食」で食の世界を探求することが生きがいだと考える人もいれば、「衣類」は絶対に上質なものを着ていたいという人もいます。お金の使い方に明確な優先順位をつけておくことで、いま、目の前の商品を買うことが良い選択なのかどうかわかりやすくなると思います。これは「ケチになろう」というわけではなくて、「お金の使い方にメリハリをつけよう」ということです。「お金はあればあるほど使ってしまいがちだ」という言葉を聞いたことがありますが、これは、収入が違う人達の間でもきっと同じことです。であれば、最初に注目すべきは、収入の多い少ないよりもお金の使い方です。本来浪費されていたお金を浮かせられれば、それを「投資」にまわして自分の代わりに働いてもらい、将来的な収入の支えにするという選択肢もとることができます。手元のお金をどうすれば最大限有効に使えるのか、私も日々考えながら生活しています。

フィスコマーケットレポーター 高井ひろえ

(※)アンケート:SBI証券「知っトクおかねコミュニティ」(2020年3月調査 N=224)

《HT》

提供:フィスコ

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