電通グループが4日続伸、1~3月期営業利益の大幅増益など好感
電通グループ<4324>が大幅に4日続伸。27日取引終了後に発表した第1四半期(1~3月)の連結業績は収益が2527億3700万円(前年同期比0.9%増)、営業利益は246億9400万円(同2.7倍)、最終損益は153億5600万円の黒字(前年同期は25億8300万円の赤字)だった。景気悪化に対応したコスト管理に努めたことなどが寄与した。同時に20年12月通期の業績予想はいったん取り下げて未定とすると発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、業界全体の需要が落ち込むなか、20年度は大幅な収益減少もリスクシナリオとして想定している。ただ、今期予想の年95円配当は据え置く方針としたことが安心感を呼んでいる。