広栄科学がカイ気配スタートで3連騰、規制解除を追い風に新型コロナ関連で再浮上

材料
2020年5月29日 9時08分

広栄化学工業 <4367>がカイ気配スタートで大幅高、物色人気を集め3日続伸となった。住友化学系の窒素化合物メーカーで医薬中間体と多価アルコールを主力とするが、新型コロナウイルス薬候補として注目されるアビガンの原料である「ピリジン」やレムデシビル原料の「ピロール」を供給していることから4月末を境に急速人気化、株価は5月11日に4780円の高値をつけ短期間で3倍近くに急騰し市場の注目を集めた経緯がある。その後は信用取引規制の動きなども出て株価は大きく調整したが、5月下旬以降は売り物が切れ2800円近辺を軸とするもみ合いに転じていた。引き続きコロナ薬の製造用原料メーカーとしての思惑は株価の先高期待を醸しており、直近、東証が29日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上とする)を解除することを発表、同日に日証金も増担保金徴収措置を解除することを発表したことを受け、これが投資資金再流入を誘う契機となった。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.