明日注目すべき【好決算】銘柄 ブレーキ、トリケミカル、ユニバーサル (29日大引け後 発表分)

注目
2020年5月31日 11時00分

29日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

ブレーキ <7238>   ★前期経常は黒字浮上で上振れ着地

◆20年3月期の連結経常損益は11.2億円の黒字(前の期は28億円の赤字)に浮上し、従来予想の4億円の黒字を上回って着地。北米や中国向けの大幅な受注減少で売上高は2割も減少したものの、日本での固定費削減や北米での人員適正化、経費削減などの構造改革効果で採算は大きく改善した。

ウェルネット <2428>   ★非開示だった今期経常は48%増益へ

◆非開示だった20年6月期の業績予想は経常利益(非連結)が前期比47.9%増の7.8億円に拡大する見通しとなった。大規模開発が一巡したことに加え、開発・運用の内製化など経費削減が進み、採算が大きく改善する。

シルバエッグ <3961> [東証M]  ★1-3月期(1Q)経常は3.3倍増益・上期計画を超過

◆20年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比3.3倍の6000万円に急拡大して着地。AIを用いたマーケティング支援ツール「リアルタイム・レコメンド・サービス」でアパレルや人材関連、電子書籍を中心に既存顧客の売り上げが拡大し、23.9%の大幅増収を達成した。

上期計画の4500万円をすでに33.3%も上回っており、業績上振れが期待される。

トリケミカル <4369>   ★2-4月期(1Q)経常は21%増益で着地

◆21年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比20.8%増の10.9億円に伸びて着地。堅調な半導体需要を背景に、半導体用化学材料などの販売が伸び、2ケタ増収を達成したことが寄与。韓国関連会社の業績が好調で持ち分法投資利益が増加したことも増益に貢献した。

ユニバーサル <6425> [JQ]  ★1-3月期(1Q)経常は29億円の黒字に浮上

◆20年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常損益は29.1億円の黒字(前年同期は44.8億円の赤字)に浮上して着地。人気パチスロ機「バジリスク絆」の後継機投入などで遊技機事業の販売台数が急増したことが寄与。統合型リゾート事業の営業損失を吸収し、大幅黒字を達成した。

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