ラクスルが急反発、20年7月期業績予想を営業赤字幅縮小に上方修正
ラクスル<4384>が急反発している。11日の取引終了後、20年7月期の業績予想について、営業損益を5億6000万円の赤字~6億6000万円の赤字から3億4000万円の赤字~4億2000万円の赤字(前期1億4300万円の黒字)へ上方修正したことが好感されている。
緊急事態宣言発令後の印刷業の落ち込みが大きく、売上高は下方修正したものの、各事業で売上総利益率の改善に注力したことに加えて、生産性向上の取り組みや広告宣伝費の一時的な抑制などが寄与し、営業赤字は縮小する見通しという。なお、同時に発表した第3四半期累計(19年8月~20年4月)営業損益は4億3400万円の赤字(前年同期1億4900万円の黒字)だった。