ツクルバは急落、未定としていた20年7月期営業損益は2億8500万円の赤字見通し
ツクルバ<2978>は急落している。11日の取引終了後、売上高21億2200万円とのみ開示していた20年7月期の単独業績予想について、売上高16億5000万円(前期比8.9%増)、営業損益2億8500万円の赤字(前期1900万円の黒字)、最終損益3億7200万円の赤字(同1000万円の黒字)と、営業損益段階から赤字転落見通しとしたことが嫌気されている。
営業活動の自粛や、外出自粛によるユーザーの内見数の減少などで営業活動に影響が出ており、主力のcowcamo(カウカモ)事業で短期的に成約件数が減少しているという。また、第3四半期決算でオフィス一部解約による減損損失などを計上したことも響く。
なお、同時に発表した第3四半期累計(19年8月~20年4月)決算は、売上高14億3600万円(前年同期比32.3%増)、営業損益3200万円の赤字(前年同期1100万円の黒字)、最終損益9100万円の赤字(同600万円の黒字)だった。