HISが反落、20年10月期上期業績を下方修正
エイチ・アイ・エス<9603>は反落。前週末19日の取引終了後、20年10月期第2四半期累計(19年11月~20年4月)連結業績予想について、売上高を3750億円から3443億円(前年同期比8.9%減)へ、営業損益を24億円の黒字から14億7000万円の赤字(同89億7900万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。
前回公表した時点以上に、新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴うレジャーの需要が大幅に減少したことが主因という。旅行事業では、世界各国における入国制限に伴うフライトキャンセルが3月中旬以降から発生し、4月は通常より9割以上減便となった。また、ハウステンボスは2月29日~3月15日までの全面閉園及び3月16日~3月31日までの屋内施設の休園による減少を反映したとしている。