株価指数先物【昼のコメント】売り先行後は底堅く推移、ショートポジションは積み上がりづらい

市況
2020年6月22日 12時16分

日経225先物は11時30分時点、前日比50円安の2万2460円(-0.22%)前後で推移している。米国でのコロナ感染第2波への警戒感から、日経225の寄り付きは2万2280円とシカゴ先物清算値(2万2290円)にサヤ寄せして始まった。

しかし、現物の寄り付き直後に付けた2万2240円を安値にじりじりと下げ幅を縮小し、現物の前引け後は2万2490円まで下落幅を縮めた。先週末の米国市場の NYダウ、S&P500の下げについては、日本のメジャーSQにあたるクアドプルウィッチングによるボラティリティ上昇の影響もあったとみられ、改めて嫌気する流れとはならなかった。

前引けのTOPIXは0.04%の下げとなり、日銀のETF買いはないだろう。ただし、このところはETF買い入れのタイミングを見極めることが難しくなっており、ショートポジションは積み上がりづらいとみられる。そのほか、グローベックスの米株先物ではNYダウが100ドル高ほどで推移している。中国市場は小幅ながらプラス圏で推移していることもあり、米中非公式会合で、中国が第1段階貿易合意である米農産物購入を確約したことなども材料視されやすいだろう。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.