富士通ゼネラルは反発、21年3月期は増収増益見通しで増配も
富士通ゼネラル<6755>は反発。24日の取引終了後、未定としていた21年3月期の連結業績予想について、売上高2650億円(前期比1.1%増)、営業利益160億円(同7.1%増)、純利益110億円(同90.8%増)と発表したことが好感されているようだ。
新型コロナウイルス感染拡大による影響で上期は減収減益となるものの、下期からは各地域での経済活動再開による需要回復を見込むとともに、素材調達環境の好転を含む全社的なコストダウンの進展で、通期では増収増益に転じる見通しという。同時に従来未定としていた配当予想について、中間・期末各15円の年30円にすると発表した。前期実績の年28円に対しては、2円の増配になる予定だ。