「半導体製造装置」が22位にランク、データセンター需要拡大などで注目度高水準<注目テーマ>
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「半導体製造装置」が22位となっている。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う世界規模での外出自粛を受け、テレワークやオンライン学習、動画配信、オンラインゲームなどの利用が拡大しており、データセンターの存在感が増している。これを受けて、各社はインフラ整備に乗り出しており、データセンターに使用される半導体の関連企業には追い風が吹いている。
インテルやAMDなど半導体 に関連する企業の株式で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は、3月下旬ごろまでは調整していたが、6月に入り調整前の水準に回復。6月10日には史上最高値を付けた。また、韓国サムスン電子などは設備投資を拡大する方針を示しているほか、東京エレクトロン<8035>はメモリー大手の旺盛な投資意欲を背景に、21年3月期連結営業利益予想を2750億円(前期比15.9%増)と強気の予想としており、これらが「半導体製造装置」への根強い注目につながっている。
この日の関連銘柄の動きでは、東エレクが約4カ月半ぶりに上場来高値を更新したほか、アドバンテスト<6857>やディスコ<6146>なども強い。また、半導体製造装置部品商社で東エレク向けの売上高が7割以上とされる内外テック<3374>も急伸している。