新興市場銘柄ダイジェスト:リプロセルは大幅反発、ニューテックが7日ぶり反発

材料
2020年6月30日 16時18分

<4572> カルナバイオ 1540 +23

4日ぶり反発。BTK阻害薬で米国特許商標庁より特許査定通知を受領したと発表している。BTKは血液がんの重要な治療標的であり、次世代型非共有結合型BTK阻害剤は薬剤耐性患者の有望な治療薬として期待されているという。

<2488> 日本サード 920 +18

4日ぶり反発。テレワーク導入・運用支援サービス「Kyrios for テレワーク」の提供を開始したと発表している。オフィスへの入電をテレワーカーのPCなどに着信させるほか、ユーザーの操作履歴を記録してクラウド上で一元管理するサービスなどを展開する。

<6734> ニューテック 2822 +60

7日ぶり反発。リモートワーク用のオンラインストレージ「Nextcloud Ready」を7月1日より販売開始すると発表している。在宅勤務やテレワークなどの環境下でもファイルをセキュアで簡単に共有・参照・転送可能で、対象人数や容量などの要求規模に応じ、顧客に合ったハードウェアを用意するとしている。初年度の販売目標は50台。テレワークの浸透で関連機器の需要が拡大するとの期待から買われているようだ。

<4978> リプロセル 454 +21

大幅反発。個人向けiPS細胞作製サービス「パーソナルiPS」を開始すると発表している。パーソナルiPS細胞では、本人の細胞を本人に移植するため、免疫拒絶反応の問題を回避できるほか、あらかじめストックしておくことで治療までの準備期間を短縮できるメリットがあるとしている。iPS細胞の原材料として従来のような皮膚や血液ではなく、コップ1杯の尿を使用するため、身体への負担が全くないという。

<6599> エブレン 4635 -

公開価格(1350円)の3.7倍となる5000円で初値を付けた。29日に上場したが、買い注文が殺到して取引が成立しなかった。会社設立は73年10月22日。産業用電子機器・工業用コンピュータの設計・製造・販売が事業の柱。21年3月期の営業利益予想は前期比19.1%増の3.37億円。通信機器などが低調な一方、交通関連装置がリニア新幹線や省エネ対応の新型車両の導入、鉄道内の安全対策の強化などで伸び、増益を牽引する見通し。

《ST》

提供:フィスコ

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