目先的に世界経済の再起動を想定した取引が増える可能性も

経済
2020年7月7日 14時56分

6日のニューヨーク市場では、米国株式が強い動きを見せたものの、ドルは伸び悩んだ。市場関係者の間からは「中国経済が順調に回復していることや、6月ISM非製造業景況指数の予想以上の改善を受けて、リスク選好的な為替取引がやや目立った」との声が聞かれている。株高でも米長期金利は上げ渋っていることも、リスク選好的な取引を後押ししたとみられている。

米国内における新型コロナウイルスの感染者数は日々増加しており、「今後の状況についても楽観視できない」との見方はあるものの、「企業活動が著しく制限されるような事態ではない」、「米国以外でも新たな経済支援策が検討されており、世界経済の再起動を見込んでいる投資家は増えている」との指摘も出ている。為替については、「主要国の株高持続を意識してリスク選好的な円売りが増える可能性がある」との見方がやや多いようだ。

《MK》

提供:フィスコ

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