マザーズ先物見通し:続落、米株安や悪天候で投資家のセンチメント低下が重し

市況
2020年7月10日 8時23分

本日のマザーズ先物は、続落が予想される。9日の米国市場は、新規失業保険申請件数が予想以上に減少したことを好感し上昇して寄り付きした。しかし、一部の州でコロナ感染者数が過去最多にのぼったと報じられ、NYダウは下落に転じた。また、最高裁がトランプ米大統領の納税記録の開示を認める判断が報じられたことも売り材料となった。しかし、ハイテクが底堅く引けにかけて下げ幅を縮小した。ハイテク・通信株の比率が高いナスダックは上昇した。本日のマザーズ先物は、軟調な海外市場やナイトセッションの流れを引き継ぎ続落が予想される。国内では、政府の骨太方針原案で今後1年はデジタル化に集中投資することから、時価総額上位の弁護士ドットコム<6027>など電子政府関連銘柄には追い風となり相場を下支えすることが期待される。ただし、週末も全国的に大雨が予想されており、今後の被害拡大の懸念から個人投資家のリスクセンチメントは低下しており、上値の重い1日となることが予想される。上値のメドは979.0pt、下値のメドは911.0ptとする。

《YN》

提供:フィスコ

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