本日注目すべき【好決算】銘柄 キャンドゥ、コーナン、ジェーソン (13日大引け後 発表分)
13日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
キャンドゥ <2698> ★上期経常を39%上方修正、通期も増額
◆20年11月期上期(19年12月-20年5月)の連結経常利益を従来予想の6.7億円→9.3億円に39.4%上方修正。新型コロナウイルスの感染拡大で需要が高まった衛生関連商品の販売強化や生活必需品の継続供給が奏功し、売上高が計画を上回ったことが寄与。一部商業施設の休業に伴い、水道光熱費や賃料などの固定費が減少したことも利益を押し上げた。
併せて、通期の同利益も従来予想の13.2億円→15.8億円に19.7%上方修正し、増益率が1.5%増→21.5%増に拡大する見通しとなった。
インタライフ <1418> [JQ] ★3-5月期(1Q)経常は2.2倍増益・通期計画を超過
◆21年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の3.6億円に急拡大して着地。不動産事業で不動産仲介案件が成立したことが利益を大きく押し上げた。
第1四半期業績だけで、通期計画の3.5億円をすでに上回っており、業績上振れが期待される。
ジェーソン <3080> [JQ] ★今期経常を一転33%増益・最高益に上方修正
◆21年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の5.3億円に急拡大して着地。新型コロナウイルス感染症の影響でマスク・除菌剤などの感染防止対策商品や食品を中心とした巣ごもり関連商品の販売が大きく伸びたことが寄与。
第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の7.3億円→10.5億円に43.8%上方修正。従来の7.5%減益予想から一転して33.1%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
コーナン <7516> ★3-5月期(1Q)経常は69%増益で着地
◆21年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比68.5%増の103億円に拡大して着地。売上高、経常利益ともに四半期ベースの過去最高を達成した。新型コロナウイルス感染症の影響でマスクやアルコール消毒液などの感染対策商品に特需が発生したほか、外出自粛要請を受けてオフィス家具やOA機器、DIY用品、園芸用品、家具、家庭用殺虫剤などの需要も増えた。
上期計画の115億円に対する進捗率は89.6%に達しており、業績上振れが期待される。
オリンピック <8289> ★3-5月期(1Q)経常は6.1倍増益で着地
◆21年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比6.1倍の15.2億円に急拡大して着地。食品事業で店舗規模に応じた商品構成への転換を進めたほか、ディスカウント事業では日用必需品を中心とする品揃えを強化し、行動制限による内食・中食需要や巣ごもりニーズを取り込んだ。売上高は前年同期比18.0%の大幅増収を達成した。
株探ニュース