アンビションがストップ高カイ、前期経常の2倍上方修正と配当増額を好感
AMBITION<3300>がストップ高カイ気配となっている。14日の取引終了後、緊急事態宣言の発令を受けて5月15日に下方修正した20年6月期の経常利益を前回予想の3億9600万円(前期比72.4%減)から7億9900万円(同44.2%減)へ上方修正しており、これが好材料視されている。
緊急事態宣言の解除後に金融機関の業務体制が復旧し、インベスト事業で停止していた契約済み案件の決済が想定を上回るペースで完了したことで、21年6月期への期ずれ懸念が浮上していた売上高と営業利益の一部を計上することができることになった。また、業績不振を見込んでいた賃貸仲介事業の成約本数も前回予想を上回ったという。併せて、期末一括配当を従来予想の3円10銭から7円58銭(前の期は25円)に増額修正したことも好感されている。