SHOEIが急反騰、高利益率製品へのシフト進み20年9月期営業利益予想を上方修正
SHOEI<7839>が急反騰して一時、前日比402円(14.4%)高の3200円に買われ、年初来高値を更新している。28日の取引終了後、20年9月期の連結業績予想について、営業利益を38億7000万円から45億円(前期比7.0%増)へ、純利益を26億7000万円から31億円(同5.6%増)へ上方修正したことが好感されている。
売上高は194億円(同4.2%増)の従来見通しを据え置いたものの、単価や利益率の高い製品へのシフトが進んでいることや、新型コロナ感染症の影響で出張費及び広告宣伝費などの販管費が減少していることなどが利益を押し上げるという。
なお、同時に発表した第3四半期累計(19年10月~20年6月)決算は、売上高139億6300万円(前年同期比5.4%増)、営業利益35億3700万円(同12.1%増)、純利益24億6400万円(同14.1%増)だった。