話題株ピックアップ【夕刊】(3):ファナック、マクドナルド、ブランジスタ

注目
2020年7月29日 15時19分

■小糸製作所 <7276>  4,200円  -410 円 (-8.9%)  本日終値

28日に決算を発表。「非開示だった今期経常は75%減益へ」が嫌気された。

小糸製作所 <7276> が7月28日大引け後(16:00)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は59.9億円の赤字(前年同期は201億円の黒字)に転落した。

⇒⇒小糸製作所の詳しい業績推移表を見る

■吉野家ホールディングス <9861>  1,850円  -167 円 (-8.3%)  本日終値

28日に決算を発表。「非開示だった今期最終は赤字転落、上期配当を無配に修正」が嫌気された。

吉野家ホールディングス <9861> が7月28日大引け後(16:00)に決算を発表。21年2月期第1四半期(3-5月)の連結最終損益は40.8億円の赤字(前年同期は10.9億円の黒字)に転落した。業績悪化に伴い、従来10円を計画していた今期の上期配当を見送るとし、従来10円を計画していた下期配当を未定に変更した。

⇒⇒吉野家ホールディングスの詳しい業績推移表を見る

■ファナック <6954>  18,700円  -1,560 円 (-7.7%)  本日終値

ファナック<6954>は大幅安で3日続落。同社は28日取引終了後に決算発表を行い、未定としていた21年3月期の連結純利益は345億円との見通しを公表した。前期に比べ約53%減で市場予想(680億円前後)を大幅に下回った。これを受け、同社株への売りが膨らんでいる。産業用ロボットの受注低迷が響く見通しだ。なお、第2四半期累計(4~9月)の業績見通しは、純利益が164億円から187億円に上方修正された。

■マクドナルド <2702>  5,260円  -430 円 (-7.6%)  本日終値

日本マクドナルドホールディングス<2702>が急落。今朝の日本経済新聞電子版で「米マクドナルドは27日、日本マクドナルドホールディングス(HD)の保有株式の一部を売却する方針を明らかにした」と報じられており、これが売り材料視されたようだ。記事によると、日本法人の経営の独立性を高めつつ、グローバルの投資戦略を柔軟にするのが狙いという。保有比率を現在の約50%から35%程度まで減らすとしており、需給面への影響が懸念されている。

■ALサービス <3085>  1,842円  -109 円 (-5.6%)  本日終値

28日に決算を発表。「非開示だった今期経常は10%減益へ」が嫌気された。

アークランドサービスホールディングス <3085> が7月28日大引け後(15:00)に決算を発表。20年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比7.0%減の20.3億円に減った。

⇒⇒ALサービスの詳しい業績推移表を見る

■エービーシー・マート <2670>  5,670円  -300 円 (-5.0%)  本日終値

28日に決算を発表。「3-5月期(1Q)経常は88%減益で着地」が嫌気された。

エービーシー・マート <2670> が7月28日大引け後(15:00)に決算を発表。21年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比87.7%減の17.8億円に大きく落ち込んだ。

⇒⇒エービーシー・マートの詳しい業績推移表を見る

■国際石油開発帝石 <1605>  648.1円  -11 円 (-1.7%)  本日終値

国際石油開発帝石<1605>が安い。28日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の9月限が前日比0.56ドル安の1バレル=41.04ドルに下落。米経済指標が予想を下回り景気への先行き警戒感から原油需要が減少することが警戒された。原油価格の下落を受け、ENEOSホールディングス<5020>や出光興産<5019>も軟調推移。

■ブランジスタ <6176>  494円  +80 円 (+19.3%) ストップ高   本日終値

ブランジスタ<6176>がストップ高。同社はきょう、子会社のブランジスタソリューションが台湾メーカーを対象にAmazon日本市場への出店をサポートする「台湾メーカー向けECサポートpro Amazon専用プラン」の提供を開始すると発表。同社は自社ECサイトやECモールに出店している事業者に、ECサイトの運営に必要な業務をワンストップで提供できる運用代行サービス「ECサポートpro」の提供を2005年から開始している。新たに始める「台湾メーカー向けECサポートpro Amazon専用プラン」は、日本進出を行っている、あるいは今後考えている台湾メーカーに、Amazon日本市場での販売に必要なさまざまなサポートを提供するほか、マニュアルの提供、台湾の同社グループ会社による綿密な現地でのサポートも可能になっているという。

●ストップ高銘柄

フジタコーポレーション <3370>  502円  +80 円 (+19.0%) ストップ高   本日終値

など、4銘柄

●ストップ安銘柄

メディシノバ・インク <4875>  708円  -150 円 (-17.5%) ストップ安   本日終値

以上、1銘柄

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