株価指数先物【昼のコメント】2万2500円が心理的な抵抗となり、短期筋のショートが強まる可能性

市況
2020年7月30日 12時18分

日経225先物は11時30分時点、前日比40円高の2万2380円(+0.17%)前後で推移している。米国市場が上昇したほか、時間外でのクアルコム上昇を材料視したハイテク株への波及期待などから、寄り付きは2万2520円とシカゴ先物清算値(2万2530円)にサヤ寄せして始まった。しかし、開始直後に付けた2万2530円を高値に上げ幅を縮めており、その後は2万2400円前半レベルでこう着。前引け間際にはTOPIXが下げに転じるなど弱含みの中、2万2400円を下回っての推移となった。

ハイテク株には時間外でのクアルコム上昇を材料視する動きもみられたが、買い一巡後は戻り売りに押される展開。日経平均株価はプラス圏で推移しているものの、エムスリー <2413> ソフトバンクグループ <9984> が支えている形であり、全体としてはこう着感の強い展開である。また、日経225先物は昨日割り込んだ25日移動平均線が位置する2万2500円近辺が心理的な上値抵抗線として意識されつつあり、手掛けづらさが窺えた。

前引けのTOPIXは0.21%と小幅な下落ではあるが、昨日も下げていたことで後場は日銀のETF買い入れへの思惑が高まりやすい。ただし、昨日は日銀のETF買い入れを上回る売りに押されており、戻りの鈍さが意識されてくるようだと、短期筋のショートの流れが強まる可能性もありそうだ。

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