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「eスポーツ」が12位にランク、コロナ禍でも成長ストーリーは不変<注目テーマ>

特集
2020年8月6日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1 デジタルトランスフォーメーション 

2 コロナウイルス

3 テレワーク 

4 eコマース 

5 2020年のIPO 

6 5G 

7 ホームセンター 

8 電子書籍 

9 半導体 

10 サイバーセキュリティ

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「eスポーツ」が12位となっている。

新型コロナウイルスの感染拡大が続き、さまざまなイベントが中止や延期を余儀なくされるなか、会場に集まらなくてもオンラインで盛り上がることができるeスポーツに再び熱い視線が向けられている。

eスポーツを巡る動きは依然として活発で、日本eスポーツ連合(JeSU)は経済産業省のコンテンツグローバル需要創出等促進事業費補助金の採択を受け、国際的eスポーツ団体が主催する大会へ派遣するための日本代表を選抜する「eスポーツ日本代表選考会」を9月に実施する計画。コンピュータエンターテインメント協会主催で9月23~27日にオンライン開催する「東京ゲームショウ2020」では、eスポーツ大会を配信する予定だ。

世界的に拡大が見込まれるeスポーツは、国内のコンテンツ市場でも今後の成長分野として期待されており、政府も後押しする構え。経産省は7月20日に、eスポーツ大会の国際ルール作りに向け「eスポーツ競技大会のルール形成戦略に係る調査研究」を開始すると発表した。海外の大会では各事業者がそれぞれ独自のルールを構築しつつある状況にあり、公正な大会を実現する基盤を整えることで更なる活性化につなげたい考えだ。

こうしたなか、直近では凸版印刷<7911>がサイバー・コミュニケーションズ(東京都中央区)と共同で社会人eスポーツリーグ「AFTER 6 LEAGUE」を設立したほか、電通グループ<4324>傘下の電通はシンガポールで設立されたeスポーツの国際団体であるグローバル・eスポーツ・フェデレーションと戦略パートナーシップを締結した。

また、クリーク・アンド・リバー社<4763>と大日本印刷<7912>、NTTe-Sports(東京都新宿区)の3社は共同で、「eスポーツ企業対抗戦」をオンラインで開催し、6月から配信をスタート。GFA<8783>は関連会社のDKアソシエイションと共同でeスポーツ事業のゲーム開発第1弾として、次世代型レーシングゲームアプリ「ドリフトレーシングゲーム(仮)」の開発を進めている。

出所:MINKABU PRESS

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