東京株式(前引け)=反発、景気敏感株など主軸に急速切り返し

市況
2020年8月11日 11時41分

11日前引けの日経平均株価は前営業日比380円66銭高の2万2710円60銭と急反発。前場の東証1部の売買高概算は7億9043万株、売買代金概算は1兆3183億3000万円。値上がり銘柄数は1679、対して値下がり銘柄数は443、変わらずは47銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は前日の米国株市場でNYダウが大幅高で7連騰となったことを受け、水準訂正狙いの買いが主力株をはじめ広範囲に流入した。米国での財政出動に対する期待感が東京市場にも波及している。外国為替市場で1ドル=106円台に入るなど円安方向に振れていることも追い風。また、香港株が大きく買われたほかアジア株が総じて強い動きを示したこともプラスに作用している。日経平均は高く始まった後も景気敏感株などを主軸に次第高の様相となり、先物主導で一時400円を超える上昇をみせる場面もあった。東証1部全体の77%の銘柄が高くなった。

個別ではトヨタ自動車<7203>が高く、レーザーテック<6920>も堅調。エーザイ<4523>が値を飛ばしたほか、キーエンス<6861>も買いを集めた。武田薬品工業<4502>も上昇。アクセル<6730>はストップ高に買われた。蛇の目ミシン工業<6445>、JMS<7702>などの上げ足も目立つ。半面、ソフトバンクグループ<9984>は断トツの売買代金をこなしながらも軟調、資生堂<4911>も売りに押された。リンクアンドモチベーション<2170>、クックパッド<2193>などが急落となった。ネクソン<3659>も安い。

出所:MINKABU PRESS

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