株価指数先物【昼のコメント】2万3000円での底堅さ確認、オプション権利行使価格2万3125円辺りでの強弱感を見極め
日経225先物は11時30分時点、前日比30円高の2万3090円(+0.13%)前後で推移している。寄り付きは2万3030円とシカゴ先物清算値(2万3060円)を下回って始まり、現物の寄り付き開始時には2万2950円まで下げ幅を広げた。しかし、その後は2万3000円を挟んで狭いレンジでの推移が続くなか、前場半ば以降は戻り基調をみせており2万3110円まで上昇。ランチタイムにおいても日中高値水準で推移している
米国市場の流れから、ハイテク主導によるグロース株への物色が意識されたが、東京エレクトロン <8035> 、ファナック <6954> 、アドバンテスト <6857> などの弱い値動きが目立っており、ナスダック上昇によるインパクトは限られている。反対に薄商いのなか、昨日同様に前場半ば辺りから売り仕掛け的な流れとなっている。
ナスダック上昇のインパクトが限定的となる一方で、ソフトバンクグループ <9984> 、ファーストリテイリング <9983> が下支えとして機能しており、特にソフトバンクグループの寄与度が大きい。ただし、指数寄与度の大きい値がさ株が高安まちまちで推移していることもあり、日経平均株価を大きく押し上げる展開は期待しづらい。オプション権利行使価格の2万3125円に接近しており、短期的な戻り一巡感も意識されそうだ。
前引けのTOPIXは0.13%の上昇だった。そのため、後場は日銀のETF買い入れは行われず、需給面での下支えは期待しづらい。ただし、朝方に2万3000円を下回ったが、その後は短期筋のカバーもあり2万3000円処での底堅さが意識されている。そのため、オプション権利行使価格の2万3125円辺りでの強弱感を見極めたいところであり、上値の重さが意識される場面においては、2万3000円辺りでのクローズを想定した短期的なショートが出やすいだろう。
株探ニュース