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株価指数先物【寄り前コメント】2万3000円レベルでの押し目買いから、2万3500円処を意識したスタンス

市況
2020年9月7日 8時08分

大阪9月限ナイトセッション

日経225先物 23200 +30 (+0.12%)

TOPIX先物 1616.0 +1.0 (+0.06%)

CME先物 23175 +5

(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

4日の米国市場は、NYダウ、S&P500、ナスダックが下落。8月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が137万人増とコンセンサスを上回ったほか、失業率は8.4%と予想(9.8%程度:前月は10.2%)以上の低下をみせたことが好感された。しかし、テクノロジー株への売りが継続した影響で不安定な相場展開だった。ナスダックは一時1万1000ポイントを下回る場面もみられたが、テクノロジー株の買い戻しもみられ、引けにかけて下げ幅を縮めている。

シカゴ先物清算値は大阪比5円高の2万3175円だった。日経225先物ナイトセッションは日中比50円高の2万3220円で始まり、その後2万3310円まで上昇したものの、米国市場の流れを受けて一時2万2820円まで急落。引けにかけては米国市場同様に急速に戻す形となった。 

荒い値動きの米国市場は引き続き不安要因となるが、アップル、テスラなどが上昇に転じていることもあり、ひとまず直近の急落は行き過ぎとの見方が広がる可能性があろう。日経225先物は2万2820円まで下げたが、チャート形状は長い下ヒゲを残す形であり、また、25日移動平均線が心理的な支持線として意識されやすい。今週は週末に先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えており、週を通じてロールオーバーなどSQに絡んだ売買が中心になりやすい。

2万3000円での底堅さとともに、先週のバフェット氏の大手商社株取得を背景にバリュー志向が意識されてこよう。ただ、7日の米国市場はレイバーデーの祝日で休場となるため商いは膨らみづらい。また、レイバーデー明け後の海外勢の動向に注目が集まり、本日はこう着感の強い相場展開といったところ。今回の米テクノロジー株の急落によって、他の海外投資家もバフェット氏に追随してくる可能性があり、バリュー株へのシフトが起きるかを見極めたい。

そのほか、国内においてSQ以上に注目されるのが、翌週に控えている自民党総裁選である。本命とされる菅官房長官はアベノミクスを継続する方針である。菅氏への期待感で支持率が上昇すれば、10月総選挙説も現実味を帯びてくる可能性がある。新たな経済対策と海外勢の資金流入に対する期待も高まるとみられる。そのため、2万3000円レベルでの押し目買いから、2万3500円処を意識したスタンスとなろう。また、こう着感の強い中においては、バリュー株へのシフトとともにNTショートを想定したい。

株探ニュース

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