★本日の【イチオシ決算】 グッドコムA、アゼアス、トビラシステ (9月9日)
1)本日(9月9日)引け後に発表された決算・業績修正
●イチオシ決算
【グッドコムA <3475> 】 ★11-7月期(3Q累計)経常は2.2倍増益・通期計画を超過
◆20年10月期第3四半期累計(19年11月-20年7月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の23.6億円に急拡大して着地。投資用マンションの国内不動産販売会社向け販売で、単価の高いファミリータイプの好立地物件を売却したことが収益を大きく押し上げた。個人投資家向けの販売や不動産管理戸数が増加したことも大幅増益に貢献した。
通期計画の21.8億円をすでに上回っており、業績上振れが期待される。
●サプライズな決算発表・業績修正
ベステラ <1433> ★非開示だった今期経常は2.1倍増益へ
◆21年1月期上期(2-7月)の連結経常利益は前年同期比88.9%減の1700万円に大きく落ち込んで着地。大型工事の着工時期が下期にずれ込んだことや人件費の増加が響いた。
併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比2.1倍の2億円に拡大する見通しを示した。プラント解体工事の受注残高や工事案件の引き合いが回復するなか、10.6%の増収を見込む。
アゼアス <3161> [東証2] ★上期経常を2.2倍上方修正
◆21年4月期上期(5-10月)の連結経常利益を従来予想の7000万円→1億5600万円に2.2倍上方修正。減益率が60.2%減→11.4%減に縮小する見通しとなった。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、防護服を中心とした感染対策用資材の需要が急増し、防護服・環境資機材事業の収益が想定より伸びることが寄与。
Bガレージ <3180> ★5-7月期(1Q)経常は11%増益・上期計画を超過
◆21年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比11.4%増の1億7600万円に伸びて着地。物販事業でEC売上高が大きく伸びたことが寄与。新型コロナウイルス感染拡大の影響で5月は大きく落ち込んだものの、6月以降はデジタル化促進の追い風もあり、新規会員獲得数が急増し、販売額が大幅に拡大した。
上期計画の1億7200万円をすでに上回っており、業績上振れが期待される。
トビラシステ <4441> ★11-7月期(3Q累計)経常が14%増益で着地
◆20年10月期第3四半期累計(19年11月-20年7月)の経常利益(非連結)は前年同期比14.4%増の3.4億円に伸びて着地。電話・SNSを用いた特殊詐欺の認知件数・被害額が高水準で推移するなか、モバイル向けを主力とする迷惑情報フィルタサービスの利用者数が増加し、24.9%の大幅増収を達成した。
2)9月10日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算
■引け後発表
◆本決算:
<2424> ブラス
<4384> ラクスル
<4599> ステムリム [東M] ★
<6387> サムコ
<6535> アイモバイル
<7682> 浜木綿 [JQ]
◆第1四半期決算:
<2751> テンポスHD [JQ]
<3361> トーエル
<3903> gumi
<4026> 神島化 [東2]
<6740> Jディスプレ
<7095> マクビープラ [東M] ★
<7623> サンオータス [JQ]
<9425> 日本テレホン [JQ]
◆第2四半期決算:
<1928> 積水ハウス ★
<3070> アマガサ [JQG]
<3921> ネオジャパン
<3955> イムラ封筒 [東2]
<4813> ACCESS
<6184> 鎌倉新書
<9681> 東京ドーム
<9692> シーイーシー
◆第3四半期決算:
<2345> クシム [東2]
<2375> ギグワークス [東2]
<3038> 神戸物産 ★
<3976> シャノン [東M]
<4880> セルソース [東M]
<4996> クミアイ化
<5218> オハラ
<7640> トップカルチ
合計30社
※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。
株探ニュース