日本空港ビルが続落、国内大手証券は「4」へ引き下げ

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2020年9月10日 13時16分

日本空港ビルデング<9706>が続落。大和証券は9日、同社株のレーティングを「3(中立)」から「4(アンダーパフォーム)」に引き下げた。目標株価は4200円から4100円に見直した。同社の第1四半期の営業損益は174億6700万円の赤字だった。航空旅客数の激減で空港の稼働率が低迷するなか、固定費率の高い施設管理運営業の損失が膨らんだ。こうしたなか、同証券では「19年3月期の利益水準回復に数年を要する見込み」と指摘している。具体的には20年3月期の業績は、会社は未定としているのに対し、同証券は483億円の赤字と予想。ただ、来期以降の業績は回復するとみており、22年3月期の同利益は107億円と黒字転換を予想。23年3月期の同利益は187億円を見込んでいるが、19年3月期の水準(224億8100万円)には届かない見通しだ。

出所:MINKABU PRESS

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