「オンライン診療」が28位にランクイン、菅新政権下で恒久化に期待<注目テーマ>

特集
2020年9月18日 12時21分

★人気テーマ・ベスト10

1 デジタルトランスフォーメーション

2 サイバーセキュリティ

3 不妊治療

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6 クラウドコンピューティング

7 遠隔医療

8 5G

9 建設コンサルタント

10 人工知能

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「オンライン診療」が28位にランクインしている。

菅義偉首相が16日、首相就任後初めての記者会見で、「オンライン診療は今後も続ける必要がある」と述べたことが、今回の注目度向上のきっかけとなっている。オンライン診療に関しては現在、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う特例として、初診からの診療が認められているが、菅政権ではこれを恒久的に行えるようにする方針だ。田村憲久厚生労働大臣も17日、初登庁後の会見でオンライン診療に関して、「新型コロナウイルスが収まった後もオンライン診療ができる体制を図ってもらいたいという指示をいただいている」と述べており重要課題と位置付けているほか、創設が予定されているデジタル庁でも推進策を示す予定で、現在、病院や診療科ごとに表記がバラバラで普及が遅れている電子カルテについて、デジタル庁がデータ形式の統一や標準化を促す方針であることが伝えられており、菅政権の本気度がうかがえる。「遠隔医療」が7位、「電子カルテ 」が23位にランクインしているのも同様の理由だ。

また、LINE<3938>が10日、エムスリー<2413>との合弁会社LINEヘルスケアが、クリニックの検索・予約から診察・決済まで、全てLINE上で完結できるオンライン診療サービス「LINEドクター」を11月に提供開始すると発表したことも、オンライン診療の普及につながるとの期待につながっているようだ。この日の関連銘柄の動きは、目立ったものはないものの、イメージ ワン<2667>やメディカル・データ・ビジョン<3902>、エムティーアイ<9438>などが堅調な動きとなっている。

出所:MINKABU PRESS

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