18日の中国本土市場概況:上海総合2.1%高で3日ぶり反発、金融セクター相場けん引

市況
2020年9月18日 17時03分

18日の中国本土市場は大幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比67.65ポイント(2.07%)高の3338.09ポイントと3日ぶりに反発した(上海A株指数は2.07%高の3498.55ポイント)。9月4日以来、2週ぶりの高値水準を回復している。

通貨高のプラス面がクローズアップされる流れ。海外マネーの流入が加速している実態が好感された。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、人民元レートの対米ドル基準値を5日連続で元高方向に設定。上海外国為替市場では、およそ1年4カ月ぶりの元高水準で推移している。また、中国・香港間の相互取引スキームを通じた前場の売買では、香港経由の本土株売買が再び大幅な買い越しに転じたことが判明した。指数は後場に入り、上げ幅を拡大している。

金融株が相場をけん引。中国人寿保険(601628/SH)がストップ高、中信建投証券(601066/SH)が4.6%高、招商銀行(600036/SH)が3.0%高で引けた。

不動産株も高い。金地集団(600383/SH)が4.9%、保利地産(600048/SH)が4.3%ずつ上昇した。資源・素材株、運輸株、医薬品株、公益株、インフラ関連株、防衛関連株なども買われている。

外貨建てB株相場は値上がり。上海B株指数が1.73ポイント(0.69%)高の251.80ポイント、深センB株指数が2.16ポイント(0.23%)高の956.64ポイントで終了した。

亜州リサーチ(株)

《FA》

提供:フィスコ

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