ANAHDが一時8%超安と急落、2000億円規模の公募増資検討の報道を警戒
ANAホールディングス<9202>が急落。株価は一時、前週末に比べ8%超安に売られた。25日引け後に、同社が2000億円規模の公募増資を検討していると複数のメディアが報じた。ANAHDは21年3月期に6000億円程度の最終赤字に陥る可能性があり、格付けの維持には公募による増資が必要と判断した模様と伝えている。同社では25日に「現時点で決定した事実はない」とリリースを発表した。これを受けた、週明け28日の株式市場では、公募増資による1株当たり利益の希薄化懸念から同社の株価は大幅安となっている。