農業総研が大幅高、農業関連物色のテーマに乗り年初来高値まであと一歩
農業総合研究所<3541>が大幅高、一時51円高の758円まで買われ16日につけた年初来高値765円にあと一歩と迫る水準まで駆け上がってきた。産地直送野菜の委託販売事業を手掛けており、20年8月期は新型コロナウイルスの影響もあって、4000万円の営業赤字に落ち込む見通しだが、株価的には織り込みが進んでいる。直売所導入店舗の増勢が続くなか21年8月期は黒字転換が有望視されている。菅首相が骨子のひとつに掲げる政策として農業関連株に物色の矛先が向きやすくなっている。