日経平均VIは低下、市場心理の好転を反映

市況
2020年10月1日 13時32分

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時30分現在、前日比-0.35pt(下落率1.48%)の23.35ptと低下している。市場心理の改善を反映しているようだ。昨日、米大統領候補によるテレビ討論会の後にダウ平均先物が下落し東京株式市場の重しとなったことから、昨日の米国株式相場が注目されたが、ダウ平均、ナスダックともに上昇したことで、今日の東京市場では安心感が広がっているようだ。また、今日から「GoToイート」キャンペーンが始まることや「GoToトラベル」の対象に東京発着の旅行が加わることに加え、入国制限が緩和されることなどを受け、経済活動再開の本格化への期待感も高まっている。

【日経平均VIとは】

日経平均VI(ボラティリティー・インデックス)は、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

《FA》

提供:フィスコ

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