エコーTDは大幅高で新値追い、巣ごもり消費を追い風に上期経常を大幅増額修正
エコートレーディング<7427>は大幅高に買われ、年初来高値を更新している。9月30日の取引終了後、21年2月期上期(3~8月)の連結経常損益を従来予想の8000万円の黒字から1億7800万円の黒字(前年同期は3900万円の赤字)へ大幅増額修正しており、これを好材料視する買いが入っている。
飼育者の低価格志向でペットフードやペット用品の販売単価下落が続くものの、新型コロナウイルス感染拡大に伴う巣ごもり消費が追い風となり、売上高が計画を上回ったことが寄与。単品管理の徹底による粗利益改善や販売及び物流活動におけるローコストオペレーションの徹底も利益上振れに貢献した。なお、通期の経常利益は従来予想の2億円(前期は1億0200万円)を据え置いている。