ダイセキSは3日続落、土壌汚染調査・処理事業で処理単価下落し上期営業利益計画下回る

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2020年10月2日 9時58分

ダイセキ環境ソリューション<1712>が3日続落している。1日に発表した第2四半期累計(3~8月)連結決算が、売上高74億600万円(前年同期比5.3%増)、営業利益4億5800万円(同28.4%減)、最終利益2億5800万円(同35.3%減)となり、従来予想の営業利益5億7900万円を下回って着地したことが嫌気されている。

土壌汚染調査・処理事業で、緊急事態宣言期間中の営業自粛の影響から高利益率案件の開拓に苦戦したことに加えて、競争激化で通常案件の処理単価が急落したことが利益を圧迫した。また、長雨や新型コロナウイルスの影響で解体や新築工事現場の進捗が遅れ、廃石膏ボードリサイクル事業で処理量が伸び悩んだことも響いた。

なお、21年2月期通期業績予想は、売上高135億円(前期比3.9%減)、営業利益9億7000万円(同21.6%減)、純利益5億6600万円(同16.6%減)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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