<動意株・2日>(前引け)=レオパレス、シャノン、アンビション
レオパレス21<8848>=急伸。9月30日の取引終了後、米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループの支援を受け入れると発表したことが好材料視されている。フォートレス傘下のファンドに対して、新株や新株予約権の割り当て、優先株式の発行などを行い約572億円を調達する。調達した資金は施工不備にかかる補修工事費用のほか、借入金の返済や社債償還資金などに当てる方針だ。
シャノン<3976>=大幅高。9月30日の取引終了後、20年10月期の連結業績予想について、売上高を17億1000万円から17億6000万円(前期比5.1%減)へ、営業損益を2600万円の赤字から1500万円の黒字(同58.3%減)へ、最終損益を3100万円の赤字から1000万円の黒字(同58.3%減)へ上方修正したことが好感されている。With/Afterコロナにおけるニューノーマルを模索した顧客の動きを受け、「オンラインカンファレンスサービス」や「バーチャルイベントサービス」などの取り組みが、具体的な成果を生みつつあることが要因としている。
AMBITION<3300>=もみ合い上放れの兆し。同社は賃貸住宅を借り上げて転貸するプロパティマネジメントを主力とし、東京23区を中心にサブリース需要を追い風に需要を取り込んでいる。9月30日取引終了後、ネット経由で中古品売買を手掛けるマーケットエンタープライズ<3135>と業務提携することを発表。マーケットEが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」と引っ越し時の不要品処分で連携する。これに伴う業容拡大効果に期待した買いを誘導している。
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