伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (10月19日記)
日経平均株価は、16日の下放れと、その後の下げの動きによって、9日以降がはっきりとした弱気の流れへ入っていることを示唆しています。
目先の下げ余地が十分にある場合、本日は、寄り付き後、すぐに下げの流れを作り、下げ幅の大きな動きになる可能性のある日になります。
目先の価格が上昇を開始する可能性があるとするなら、本日、または明日が、9日の高値2万3725円を超えて、弱気の流れを払拭するほどの勢いの強い上げ場面になる必要があります。
本日、寄り付き値が上放れて始まり、寄り付き後、すぐに上昇を開始する動きになるなら、現在が上昇の流れの途中である可能性を頭に入れておきます。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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