国際帝石、ENEOSなど売られる、WTI原油価格急落で米エネルギー株安が波及
国際石油開発帝石<1605>、石油資源開発<1662>、ENEOSホールディングス<5020>など資源開発関連や石油関連株が売りに押される展開。前日の欧米株市場はリスクオフの流れのなか大きく売り優勢に傾いた。新型コロナウイルスの感染再拡大を背景に経済活動に影響が及ぶことへの懸念が市場心理を悪化させている。原油市況も経済先行き不安から軟化しており、前日のWTI原油先物価格は1ドル29セント安の1バレル=38ドル56セントと急落した。米国株市場ではこれを背景にシェブロンやエクソンモービルなどのエネルギー関連株が値を下げ全体株安を助長した。東京市場でも原油価格と株価連動性の高いセクターに売り圧力が強まっている。