キヤノン異色の逆行高、テレワーク環境追い風に20年12月期業績予想を増額
キヤノン<7751>が全体リスクオフ相場に逆行。主力輸出株としては異色の強さを発揮し、カイ気配スタートで3連騰と気を吐いた。同社は26日取引終了後、20年12月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の450億円から640億円(前期比63%減)に増額しており、これが素直に好感される形で買いを呼び込んだ。新型コロナウイルスの感染拡大は逆風ながら、テレワーク導入加速の動きを背景に在宅勤務に対応した家庭用プリンターの販売拡大などが収益に寄与する見込み。