オプティム---「OPTiM AI Camera」ラインアップをリニューアル。「withコロナソリューション」機能追加も
オプティム<3694>は26日、「OPTiM AI Camera」のラインアップをリニューアルし、画像解析サービスの名称変更、AI統合運用環境サービスの追加をすると発表。AI画像解析を低価格で簡単に利用できるようにすることを目的としている。さらに、店舗・施設の三密回避にすぐに活用できるよう「withコロナソリューション」の機能追加、ネットワークカメラベンダーとの連携強化を行うとしている。
同社は、低価格で簡単に利用できる「OPTiM AI Camera Lite」を、AI画像解析のメインサービス「OPTiM AI Camera」へと名称変更。本サービスは、既設の監視カメラを活用し、クラウドで画像解析を行うAI画像解析サービス。クラウドでAI解析するため、専用ハードウェア導入が不要で、手軽に利用できるAI画像解析のエントリー版として提供してきたが、最近はクラウドで解析できることが増えてきたため、メインサービスとして提供するという。本サービスにより、混雑状況可視化など、新型コロナウイルス感染対策と経済活動の両立を支援するとしている。
さらに、これまでの「OPTiM AI Camera」は、リアルタイムAI画像解析サービス「OPTiM AI Camera Enterprise(エンタープライズ)」へと名称変更。本サービスは、店鋪や施設などに設置された様々な種類のカメラからデータを収集し、学習済みモデルを活用して画像解析を行うことで、マーケティング、セキュリティ、業務効率などの領域を支援するAI画像解析サービス。専用ハードウェアを設置し、ネットワークカメラにて取得された画像を解析することで、高速かつ高度なAI画像解析が行える。リアルタイムでのAI解析を必要とする顧客のため、引き続き、これまで通りのシステム構成と価格体系で提供するという。
また、「OPTiM AI Camera」は新たに「混雑アラート機能」と「表示埋め込み機能」を追加。これにより、「withコロナソリューション」として店舗や施設などの三密回避と集客を両立させ、顧客の施設運営をより強力にサポートする。
なお、「OPTiM AI Camera」では、複数の接続形式を用意しており、ネットワークカメラが持つ機能に影響されず、数多くのネットワークカメラベンダーのカメラが利用できるが、今回、ネットワークカメラベンダーとの連携を強化した。
同社は今後も、Withコロナ時代の店舗・施設の運営サポートに注力していくとしている。
《ST》