SMKが後場急伸、21年3月期業績営業利益予想を上方修正
SMK<6798>が後場急伸している。午後1時ごろ、21年3月期業績予想について、営業利益を2億円から8億円(前期2億4400万円の赤字)へ、純利益を3億円から9億円(同26億5100万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。
上期において、世界的な自動車販売不振の影響で車載市場における販売が減少したことを受けて、売上高は470億円から460億円(同15.1%減)へ下方修正したが、固定費の削減に努めたことや、上期における情報通信市場及び家電市場の売り上げが拡大したことが寄与し、利益は上振れる見通しとしている。なお、未定としていた期末一括配当は前期同様に40円を予定している。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高229億600万円(前年同期比19.4%減)、営業利益4億5200万円(前年同期1億2000万円の赤字)、最終利益5億8300万円(同5億2000万円の赤字)と、従来予想の営業損益1億5000万円の赤字から上振れ、黒字転換した。