決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】寄付 … ANAHD、信越化、富士通 (10月27日発表分)

特集
2020年10月28日 9時28分

―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―

企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の10月26日から27日の決算発表を経て28日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1 日立建機 <6305>

21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前利益は前年同期比88.4%減の47.7億円に大きく落ち込み、通期計画の340億円に対する進捗率は14.1%にとどまり、5年平均の41.4%も下回った。

▲No.2 日立金 <5486>

21年3月期の連結税引き前損益を従来予想の150億円の赤字→560億円の赤字(前期は406億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

▲No.3 富士通 <6702>

21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前利益は前年同期比15.8%減の680億円に減った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  下落率  発表日 決算期 経常変化率

<6305> 日立建機    東1   -7.32   10/27  上期   -88.38

<5486> 日立金     東1   -7.01   10/27  上期    赤拡

<6702> 富士通     東1   -6.98   10/27  上期   -15.82

<8698> マネックスG  東1   -6.64   10/27  上期    89.16

<2212> 山パン     東1   -5.66   10/27   3Q   -35.27

<7102> 日車両     東1   -5.32   10/27  上期    -6.40

<3003> ヒューリック  東1   -5.30   10/27   3Q    -3.86

<8628> 松井      東1   -5.07   10/27  上期    45.44

<2327> NSSOL   東1   -4.90   10/27  上期   -20.00

<9202> ANAHD   東1   -4.82   10/27  上期    赤転

<3231> 野村不HD   東1   -4.18   10/27  上期    8.88

<5809> タツタ     東1   -3.76   10/27  上期    -1.69

<4185> JSR     東1   -3.41   10/27  上期    赤転

<6349> 小森      東1   -3.13   10/27  上期    赤縮

<4099> 四国化     東1   -3.11   10/27  上期   -22.17

<2540> 養命酒     東1   -2.20   10/27  上期   -33.03

<2359> コア      東1   -2.03   10/27  上期    12.30

<8877> エスリード   東1   -1.86   10/27  上期   -59.90

<2002> 日清粉G    東1   -0.36   10/27  上期    -9.67

<1934> ユアテック   東1   -0.32   10/27  上期   -68.52

<4063> 信越化     東1   -0.27   10/27  上期   -11.90

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした28日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。

「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

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