山パンは急反落、コンビニ向け伸び悩み20年12月期業績予想を下方修正
山崎製パン<2212>は急反落している。27日の取引終了後、20年12月期の連結業績予想について、売上高を1兆310億円から1兆120億円(前期比4.6%減)へ、営業利益を200億円から158億円(同36.4%減)へ、純利益を97億円から53億円(同61.8%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
新型コロナウイルス感染症の影響により、コンビニエンスストア向け製品の伸び悩みやデイリーヤマザキ事業、フレッシュベーカリーなどの小売事業で来店客数の減少が続いていることに加えて、今後も新型コロナウイルス感染症の影響が不透明な状況にあることを考慮したという。
なお、同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高7495億2400万円(前年同期比4.0%減)、営業利益109億3300万円(同37.0%減)、純利益43億円(同55.5%減)だった。