話題株ピックアップ【夕刊】(2):ネクソン、ベネ・ワン、日本取引所

注目
2020年10月28日 15時22分

■ネクソン <3659>  2,938円  +108 円 (+3.8%)  本日終値

ネクソン<3659>が続伸。同社株は、上場廃止となるファミリーマート<8028>に代わり29日から日経平均株価に採用される予定であり、この日の引けにかけリバランスの売買が発生すると見られている。

■PI <4290>  891円  +30 円 (+3.5%)  本日終値

プレステージ・インターナショナル<4290>が続伸。27日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、最終利益を33億5000万円から34億円(前期比6.5%増)に上方修正したことが好感された。費用の抑制・削減に継続して取り組んだことに加えて、持ち分法適用関連会社の業績回復が見込めることが要因という。なお、売上高430億円(同1.5%増)、営業利益52億円(同4.9%増)は従来見通しを据え置いている。

■ベネフィット・ワン <2412>  2,707円  +57 円 (+2.2%)  本日終値

国際的な投資指標であるMSCIの定期見直しの発表は、日本時間11月11日早朝に予定されている。SMBC日興証券では26日、見直しの候補銘柄を発表した。具体的にはベネフィット・ワン<2412>、アズビル<6845>、ジャストシステム<4686>、マツモトキヨシホールディングス<3088>、ファンケル<4921>、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>、カプコン<9697>、オープンハウス<3288>、コーエーテクモホールディングス<3635>、イビデン<4062>、太陽誘電<6976>の11銘柄の新規採用を予想した。一方、削除はめぶきフィナンシャルグループ<7167>、上組<9364>、ダイセル<4202>、丸一鋼管<5463>、日揮ホールディングス<1963>、あおぞら銀行<8304>、ニコン<7731>、三越伊勢丹ホールディングス<3099>、川崎重工業<7012>、パーク24<4666>の10銘柄を予想している。

■日本電子 <6951>  3,425円  +65 円 (+1.9%)  本日終値

日本電子<6951>が堅調な動き。27日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、営業利益を40億円から51億円(前期比27.5%減)へ、純利益を30億円から38億円(同29.1%減)へ上方修正したことが好感された。売上高は1093億円から1090億円(同7.0%減)へやや下方修正したものの、上期において原価低減と販管費の発生が想定を下回ったことが寄与する。

■日本取引所グループ <8697>  2,627円  +45 円 (+1.7%)  本日終値

日本取引所グループ<8697>が後場一段高。この日正午ごろ、21年3月期の連結業績予想について、売上高を1215億円から1260億円(前期比1.9%増)へ、営業利益を620億円から655億円(同4.4%減)へ、純利益を425億円から455億円(同4.4%減)へ上方修正したことが好感された。最近の市況動向を踏まえて、予想の前提となる1日平均の売買代金・取引高について、株券などを3兆1000億円(従来予想比1000億円増)、長期国債先物取引を31000単位(同8000単位減)、TOPIX先物取引を10万4000単位(同2000単位減)、日経平均株価先物取引を21万4000単位(同4000単位増)、日経平均株価指数オプション取引を260億円(同15億円増)に見直したことが要因としている。なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高638億3400万円(前年同期比10.2%増)、営業利益351億9100万円(同10.4%増)だった。

■カチタス <8919>  2,960円  +32 円 (+1.1%)  本日終値

カチタス<8919>が続伸。27日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(4~9月)連結業績について、売上高が418億5900万円から492億6100万円(前年同期比3.9%増)へ、営業利益が43億3900万円から57億500万円(同2.1%増)へ、純利益が28億5500万円から37億1100万円(同0.6%増)へ上振れ、営業減益予想から一転して増益で着地したようだと発表したことが好感された。新型コロナウイルス感染症の影響で販売件数の減少を見込んでいたものの、緊急事態宣言解除後に販売物件への問い合わせである反響数が増加し、第2四半期累計の販売件数が3093件(計画比13.3%増)と想定を上回ったことが要因としている。

■FDK <6955>  912円  -99 円 (-9.8%)  本日終値

FDK<6955>が大幅反落。27日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を570億円から590億円(前期比5.0%減)へ、営業利益を10億円から13億円(同54.5%増)へ、最終利益を13億円から15億円(前期23億4000万円の赤字)へ上方修正したが、材料出尽くし感から売られたようだ。国内外のセキュリティー・スマートメーター用途向けリチウム電池や、モビリティー・半導体製造装置用途向け各種モジュールなどの売り上げが増加する見込みで、それに伴い利益も増加する見込みという。なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高299億7500万円(前年同期比6.3%減)、営業利益9億6300万円(同26.7倍)、最終利益5億200万円(前年同期6億8500万円の赤字)だった。

■山崎製パン <2212>  1,702円  -157 円 (-8.5%)  本日終値  東証1部 下落率5位

山崎製パン<2212>は急反落。27日の取引終了後、20年12月期の連結業績予想について、売上高を1兆310億円から1兆120億円(前期比4.6%減)へ、営業利益を200億円から158億円(同36.4%減)へ、純利益を97億円から53億円(同61.8%減)へ下方修正したことが嫌気された。新型コロナウイルス感染症の影響により、コンビニエンスストア向け製品の伸び悩みやデイリーヤマザキ事業、フレッシュベーカリーなどの小売事業で来店客数の減少が続いていることに加えて、今後も新型コロナウイルス感染症の影響が不透明な状況にあることを考慮したという。なお、同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高7495億2400万円(前年同期比4.0%減)、営業利益109億3300万円(同37.0%減)、純利益43億円(同55.5%減)だった。

■FPG <7148>  484円  -43 円 (-8.2%)  本日終値  東証1部 下落率6位

27日に業績修正を発表。「前期経常を61%下方修正、配当も18.5円減額」が嫌気された。

FPG <7148> が10月27日大引け後(16:30)に業績・配当修正を発表。20年9月期の連結経常利益を従来予想の44億円→17億円(前の期は143億円)に61.3%下方修正し、減益率が69.4%減→88.2%減に拡大する見通しとなった。

⇒⇒FPGの詳しい業績推移表を見る

■GMO-FH <7177>  620円  -43 円 (-6.5%)  本日終値

27日に決算を発表。「7-9月期(3Q)経常は29%減益」が嫌気された。

GMOフィナンシャルホールディングス <7177> [JQ] が10月27日大引け後(15:31)に決算を発表。20年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比33.9%増の99.3億円に拡大した。

⇒⇒GMO-FHの詳しい業績推移表を見る

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