<動意株・4日>(大引け)=丸紅、オリックス、メディカルNなど(その1)
丸紅<8002>=後場大幅高。午後2時30分ごろ、21年3月期の純利益予想を1000億円から1500億円(前期1974億5000万円の赤字)へ上方修正したことが好感された。原油及び銅などの資源価格が想定を上回って推移したことに伴いエネルギー及び金属の業績が改善したことに加えて、食料及び化学品などの業績が好調だったことが要因。また、年間配当予想を15円から22円に引き上げており、これもプラス材料視されているようだ。なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高3兆460億円(前年同期比16.6%減)、純利益1016億8600万円(同9.0%減)だった。
オリックス<8591>=大幅続伸。2日の取引終了後に自社株買いを発表しており、これが好材料視されている。発行済み株数4.0%に相当する5000万株、または442億円を上限としており、取得期間は11月9日から21年3月31日までで、株主還元の強化及び資本効率の向上のためとしている。同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高1兆847億3800万円(前年同期比4.5%減)、営業利益1198億3900万円(同25.9%減)、純利益938億4200万円(同41.0%減)だった。生命保険料収入及び運用益や商品及び不動産売上高が増加したものの、サービス収入や有価証券売却・評価損益及び受取配当金、オペレーティング・リース収益が減少した。なお、従来未定としていた21年3月期通期連結業績予想は、純利益について1900億円(前期比37.2%減)を見込み、同じく未定としていた期末配当予想を41円にすると発表した。中間配当35円と合わせて年76円となり、前期実績と同額になる予定だ。
メディカルネット<3645>=急伸。この日正午ごろ、ヘルスケアの総合サイト「for health care(フォーヘルスケア)」を刷新しリリースしたと発表しており、これが材料視されている。「フォーヘルスケア」の刷新は、同社が「歯科医療プラットフォームビジネスNo.1」から「口腔周りから始まる健康寿命増進プラットフォームビジネスNo.1」へと次元の異なる成長ステージへの発展を図るのが目的。今後は情報発信だけではなく、患者が自ら予防意識を高め、セルフメディケーションを支援するためのECなどのサービスの展開を目指すとしている。