本日注目すべき【好決算】銘柄 GMOペパボ、ニッケ (20日大引け後 発表分)
20日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
GMOペパボ <3633> [東証2] ★今期最終と配当予想を増額修正、東証1部昇格も発表
◆20年12月期の連結最終利益を従来予想の5.4億円→7.5億円に39.3%上方修正。従来の損益トントン予想から一転して39.3%増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。保有する投資有価証券の売却に伴い、売却益2.6億円が発生することが最終利益を押し上げる。
業績上振れに伴い、期末一括配当を従来計画の52.5円→72.5円(前期は65円)に大幅増額修正した。
同時に、12月11日付で東証1部へ昇格すること、及び株式売り出しと第三者割当を実施することも発表。
ニッケ <3201> ★今期経常を一転7%増益・最高益に上方修正
◆20年11月期の連結経常利益を従来予想の80億円→120億円に50.0%上方修正。従来の28.3%減益予想から一転して7.5%増益を見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。自動車関連資材に回復の兆しがみえてきた産業機材事業や巣ごもり需要を取り込んだ生活流通事業に加え、新規M&A会社の業績上積み、経費削減の進展が寄与する。また、フジコー <3515> [JQ]の持ち分法適用関連会社化に伴い、負ののれん益が発生することも利益を大きく押し上げる。
株探ニュース