24日の株式相場見通し=反発、米株高受け再びリスクオンに

市況
2020年11月24日 8時00分

24日の東京株式市場は、買い優勢の展開となり日経平均株価は4日ぶり反発に転じる可能性が高そうだ。前日の米国株市場では英製薬会社アストラゼネカが開発中の新型コロナワクチンの臨床試験で高い有効性を確認したと発表されたことや、米医薬品大手ファイザーが開発中のワクチン接種が来月11日にも開始される見通しが伝わるなど、ワクチン開発に関するポジティブな報道が相次ぎ、株価の押し上げ要因となった。NYダウは300ドルを超える上昇をみせた。東京市場では新型コロナ感染者数の増加は懸念される環境にあるものの、日経平均は前週末までの直近3営業日続落でスピード警戒感も緩和されており、きょうは米株高を受け主力株をはじめ広範囲に買い直される公算が大きい。リスクオンムードが高まり、アジア株や米株先物などを横目に展開次第では2万6000円大台への復帰を意識させる場面もありそうだ。

23日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比327ドル79セント高の2万9591ドル27セントと反発。ナスダック総合株価指数は同25.664ポイント高の1万1880.634だった。

日程面では、きょうは10月の百貨店売上高など。海外では11月の米消費者信頼感指数、9月のS&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数など。

出所:MINKABU PRESS

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