モリテックが連日の急騰劇、米テスラ最高値でEV関連株人気に乗る
モリテック スチール<5986>が続急騰、前日は一時ストップ高に買われる人気となったがきょうも買い人気は衰えず、ストップ高寸前となる78円高は437円まで上値を伸ばす場面があった。米国株市場ではバイデン新政権への移行をにらみ、東京市場に先駆して再生可能エネルギーや電気自動車(EV)関連など脱炭素関連銘柄に物色の矛先が向いている。特にEV大手のテスラ株に投資マネーが集中、時価総額は5000億ドルを超え、株価は上場来高値圏を走っている。「EV先進国中国でも上海株市場でEV関連株が軒並み人気化している状況にあり、これが東京市場にも伝播している」(国内ネット証券アナリスト)という。そのなか、同社は自動車向けが約70%を占める焼き入れ・板金加工の大手だが、EV向けケーブル自動巻き取り式充電スタンドを手掛けていることから、関連株として上値を見込んだ投資資金が攻勢をかけている。