ジェネパが急反落、20年10月期営業利益が計画下振れで着地
ジェネレーションパス<3195>が急反落している。15日の取引終了後に発表した20年10月期連結決算は、売上高125億9700万円(前の期比30.3%増)、営業利益2億4400万円(同12.8倍)、純利益1億1200万円(同9.7倍)と大幅増益となったものの、営業利益は8~10月期で16.7%減益となったほか、従来予想の3億円を下回っており、これが嫌気されているようだ。
ECマーケティング事業で第3四半期から家具・家電・医療用消耗品・生活雑貨などのEC売上が大きく増進したほか、商品企画関連事業で家具・寝具の納品が徐々に進んだことや青島新綻紡貿易でメイン商材の売れ行きが好調だったことが牽引した。ただ、ベトナム子会社の工場立ち上げをはじめとする各種投資コストが先行したことにより、計画を下回ったという。なお、今期業績は非開示としている。