後場の日経平均は97円高でスタート、任天堂やファーストリテなどが高い/後場の寄り付き概況

市況
2020年12月16日 13時09分

日経平均 : 26785.80 (+97.96)

TOPIX  : 1788.71 (+6.66)

[後場寄り付き概況]

後場の日経平均は前日比97.96円高の26785.80円と前場終値から若干上げ幅を拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は上げ幅を若干拡大。アジア市場は全面高。為替は1ドル=103円50銭台と朝方から円高で推移。午前の日経平均は、米国市場が上昇したことやバイデン次期大統領が正式に当選したことでセンチメントが改善し上昇となった。後場の日経平均は、前場に引き続き、電気機器や半導体関連銘柄の下落が重しとなり上値を抑える状態が続いている。また、薬価引き下げの報道を嫌気され医薬品が下落し、GoTo停止でサービス業も下落し相場の重しとなっている。なお、指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が堅調な推移をしており、相場を下支えしているようだ。日経平均は後場97.96円高で寄り付き後は、上値の重さを嫌気し、若干上げ幅を縮小して推移している。

セクター別では、パルプ・紙、非鉄金属、鉱業、石油・石炭製品など上昇率上位となっており、一方、ゴム製品、サービス業、医薬品、情報・通信業が下落率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、任天堂<7974>、トヨタ<7203>、ファーストリテイリング、キーエンス<6861>、三菱重<7011>が高い、そのほか、エムスリー<2413>、村田製作所<6981>、SUMCO<3436>、東京エレクトロン<8035>、信越化<4063>が安い。

《HH》

提供:フィスコ

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